中国にて、なぜか車道を歩いていた老人が車に轢かれる瞬間を捉えたドラレコ映像が話題に。老人を轢いた車からは前方の車両の死角になって歩行者を視認できておらず、急に現れた老人を避ける術はなかった。老人は救急搬送され命に別状はないとのことだが迷惑すぎる…
動画
以下、中国の交通事情における交通事故の発生件数や死亡者数について、最新の統計データを交えて解説。
交通事故の概況(2020–2023年ごろ)
- 2020年、中国国内で報告された交通事故件数は 約244,674件、死亡者数は 約61,703人、負傷者数は 約250,723人。
- 政府報道によれば、2023年には大規模事故(死者3人以上)が 436件発生し、2019年と比べて 12% 減少したとされている。一方で、車両保有数は2019年から36%増の約4.40億台に達した。
死亡率の国際比較
世界保健機関(WHO)の推定によると、中国の道路交通死亡率は 人口10万人あたり約18.2人であり、世界平均よりも高い水準となっている。
傾向と背景
中国は 2016年時点で世界の交通事故死亡数の約 23% を占めており、死亡数約26万人/年と推定されている。近年でも毎年 約25万〜26万人の死亡者が交通事故で発生しているという報告がある。
地域・人口構成別の特徴
- 過去の調査(2009年時点)では、交通事故死亡者のうち約 60%が農村部で発生し、都市部より死亡率が高い傾向
- 年齢別では、21〜65歳の成人が80%を占め、主要な死亡層。65歳以上は約11%、20歳以下も11%ほど
- 性別では 男性が約75%、女性は約25%で、男性の比率が圧倒的に高い
最近の改善と課題
交通事故全体では、大規模事故件数は減少傾向にある一方、車両数・運転者数は急増しており、交通管理、制度改革が追いついていない構図も見られる。一部地域では依然として死亡率が高く、山東省など交通インフラ整備の不均衡から事故リスクの高い地域が残っている。
法整備と対策
中国では2004年から施行されている「道路交通安全法」により、歩行者・自転車側の過失がない限り車側が責任を負うなどの条文が定められている。また保険制度の整備や、速度制限・飲酒運転・シートベルト・ヘルメット着用といったリスク要因への規制強化が進められている。













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