メキシコ南部のタバスコ州で起きたとされる誘拐・恐喝事件の動画。
事件の現場となったのは、地元で元教師として知られていた男性が所有していた物件だった。捜査当局の見立てでは、この物件は犯行の準備段階から利用され、のちに「Grupo Tiburón(サメ・グループ)」を名乗る組織のメンバーが身代金目的の計画のために借りていたという。
男性が誘拐された後、被害者は“穴”の中で殺害され、そのまま遺棄されたとされる。だが、事態はそこで終わらなかった。犯行グループは被害者がすでに死亡しているにもかかわらず、家族に対して「まだ生きている」かのように装い、身代金として200万ペソ(日本円でおよそ500万円相当とされる額)を要求したという。
家族は、被害者が戻る可能性を信じ、要求に応じて身代金の一部を支払った。にもかかわらず、被害者が解放されることはなく、結果として金銭だけが奪われた形となった。
動画(閲覧注意)
この事件の残酷さは、単なる誘拐や殺害に留まらず、「生存している」という“情報”そのものを商品にして家族を追い詰めた点にある。生死の確認が困難な状況下で、家族の判断は常に時間と恐怖に押し潰される。その心理的空白を狙い、被害者の死後もなお金銭を引き出す――そこには、恐喝のための“脚本”が存在していたと見るべきだろう。













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生きたまま首を切られ、お腹を引き裂かれる。